栄養士の中には働きながら管理栄養士を目指している方も多くいると思います。
ただ、普段は働いているので、机に向かってガッチリ勉強するという事からはだいぶ遠ざかっている方がほとんどなのではないでしょうか。
いざ、試験勉強を始めようにも、
「・・・何から手をつけていいかわからない!」
「勉強方法がわからない!」
と困ってしまいますよね。
私もそうでした・・・(;^_^A
この記事では、社会人として働きながら管理栄養士国家試験に1発合格できた私の体験談を基に、実際に行った勉強方法などを簡単にまとめてみました!
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社会人でも管理栄養士試験に合格できた勉強方法【準備編】
最新版の参考書を1冊・過去問集を1冊用意する
私の場合、学生時代の教科書・参考書類は捨てちゃっていて何も残っていなかったので、試験科目が何なのかすらわかりませんでした(笑)
なので、まず、参考書と過去問集を買うところから始まりました!
参考書・過去問集を選ぶ基準は、よくインターネット上でおすすめされているものでも良いですが、自分が見てわかりやすいなと思うものや、気に入った参考書があれば、それだけでも勉強頑張ろうという士気があがると思うので、書店に行って実際に中身を見てみるのも良いと思います^^
私が実際に使用したおすすめとしては、参考書は王道の「クエスチョン・バンク(QB)」、過去問集は、女子栄養大学の「管理栄養士国家試験 受験必修過去問集」 です。
▼私が使用して合格できた参考書はコチラ▼
過去問は過去4、5年分くらいの試験内容と解答&解説がわかりやすく記載されているものを選んで下さい。
参考書も過去問集も最新版のものを購入しておけば、今の試験のガイドライン等詳細も載っているので、間違いないと思います。
不必要にたくさん参考書・問題集を買っても無駄になりますので、まずは1冊ずつ用意しましょう^^
勉強していく中で、必要だなと思った参考書は後から必要に応じて買い足すのがベストです。
勉強スケジュールを立てて可視化する
毎日、学校で管理栄養士国家試験の為に勉強している学生さん達と、毎日職場で8時間労働をこなしている社会人とでは、試験勉強にかけられる時間が全然違います。
働きながら勉強をする時間もしっかりと確保しなければならないので、まったくの無計画でやみくもに勉強するのは効率が悪いのでおすすめしません。
ざっくりとでもいいので、試験日までの勉強のスケジュールを組み立てて可視化すると、日々やることが明確になります。
私はExcelのカレンダー表を利用して勉強のスケジュールを立てていました。
↓こんな感じ!(※私の場合は、2月頃までは日曜日は仕事も勉強もお休みDAYに設定してました。)
もともと短期集中型なので、1年間とおしての勉強は無理だった私ですが、エンジンがかかるのが遅過ぎて、気づいたら秋でした・・・。
毎日働いてるので、ほんとにあっという間に試験日を迎えてしまいます。
試験日までの勉強の進捗確認の目安にもなりますので、余裕を持って勉強できるように早めにスケジュールを立てておくのが良いですよ!
社会人でも管理栄養士試験に合格できた勉強方法【実践編】
試験日までの勉強スケジュールを立てたらいよいよ本格的に勉強を始めます。
過去問を解く
勉強し始めたばかりだと、過去問を解いていても、全くわからないかもしれません。
・・・というか、おそらく、わかりません(笑)
でも、わからない状態でもいいので、とにかく過去問を解いてみて、解いた後に解答・解説をしっかり読む事を繰り返します。
勉強を始めたばかりの時は、「問題に正解すること」ではなく、「過去問を知ること・出題の傾向を知ること」が大切です。
実際に問題を解き始めてみると、過去問では同じような問題が何度も出題されていたりすることがわかるし、問題がどんな風に出題されるのかがわかります。
合格者みんなが口をそろえて「過去問を解く」ことを言っていますが、ほんとにその通りだと実感しました。
ひたすら、過去問解きましょう!(笑)
最初はわからない問題ばかりでも、数をこなしていくうちに問題に慣れて、いつの間にか解ける問題もどんどん増えていくはずです^^
足りない知識を参考書で補填する
私は、
過去問を解く ⇒ 過去問の解答・解説を読む ⇒ 解説だけでは足りない知識を参考書で補填
というスタイルで参考書を使用しました。
社会人は過去に勉強したであろう基礎知識もすっぽり抜けてしまっていると思いますが、ぶっちゃけ一から全てを覚えなおすには時間が足りません!!!(私が勉強始める時期が遅かったのもありますが・・・)
ありがたいことに各参考書では重要事項が要点としてギュッとまとめられているので、そこを優先的に勉強して覚えていきましょう。
全部覚えるのは無理なので、広範囲には手をひろげすぎないことがポイントです。
社会人でも管理栄養士試験に合格できた勉強方法【直前編】
模試は必須!
私は、勉強を始めたばかりの序盤・中盤・試験直前に分けて、数社の模試を受けましたが、1~2月初旬頃を目安として、自分の実力を知る為にも国家試験前に一度は必ず模試を受けることを強くおすすめします。
模試を受ける事で、今の自分の実力が点数として表れ、合格点に達しているのか、または、合格点まで何点足りていないのかが目に見えてわかります。
更に、得意な科目・苦手な科目なども明確になるので、試験の配点の多い科目で点数が取れていなかったら、試験までの残りの期間でその科目を重点的に勉強するなど、勉強方法の修正も可能です。
私は、序盤の模試はもちろんボロボロでしたが、自分の実力を思い知らされ「勉強しなきゃ!」と思う良い起爆剤にもなりました(笑)
すき間時間を活用する
試験が直前に迫っている時期は、一分一秒でも惜しいと思いますが、働きながらの試験勉強なので、どうしてもまとまった勉強時間が確保できない時もありますよね。
そんな時は、国家試験対策アプリや一問一答集などを使用し、すき間時間を上手く活用して勉強しましょう!
私も、一通り全科目の勉強を終えてからは、仕事の休憩時間などはアプリで問題を解いたり、一問一答集を解いたりしていました。
分厚い参考書を開くわけではないので、たったの5分でも気軽に勉強できちゃいます。
試験までのラストスパート期間は、すき間時間も有効活用しましょう!
まとめ
私は栄養士として働きながら、
・参考書・過去問集は最新版を各1冊購入
・勉強スケジュールを立てて可視化
・過去問解く⇒参考書で知識補填
・模試必須
・すき間時間もアプリで勉強
このような勉強方法で、無事、管理栄養士国家試験に1発合格できました^^
忙しい既卒の社会人でも頑張ればきっと合格出来ます!
どなたかの参考になりましたら幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました♪
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