委託給食会社は、栄養士の求人情報を検索しているとたくさん出てくるので、一度は見かけた事がある人も多いのではないでしょうか?
ただ、委託給食会社って「ブラック」「辞めたい」など、ネガティブな情報が結構多いので、実際はどうなんだろう?メリットは無いのかな?と気になる人も多いはず。
この記事では、栄養士として実際に委託給食会社で働いて感じたメリットについて、私の経験談を基に詳しく解説していきます。
委託給食会社で働くメリット・その①【採用されやすい】
まず、「栄養士として働こう!」と思った時に、求人情報などを見ると思いますが、委託給食会社は、会社・事業所が多いので直営の病院・施設に比べると圧倒的に採用枠が多い事がわかると思います。
直営の施設栄養士・病院栄養士の求人はそもそも少なく、やはり人気があるので競争倍率が高くなってしまい、なかなか採用されない場合が多いです・・・。
その点、委託給食会社は事業所をたくさん持っているので、求人数も多く採用枠も幅広いので、色々な会社の条件を比較して自分に合ったところを探して選べるのも良いところの一つです。
事業所が多いほど、人手不足であったりする場合もあるので、採用時に勤務時間や休日、給料に関して、優遇してくれたり、融通の利くところもありますよ♪
委託給食会社で働くメリット・その②【調理スキルが身につく】
委託給食会社に入社すると、まず厨房業務からスタートする場合が多く、未経験・新卒でも基礎からの調理スキルが身につきます。
栄養士って、免許を取ったばかりの頃は、ほとんどの人が調理出来ません(^^;
出来るとしたら、もともとすごい料理好きな人か、調理師資格も同時に取得した人など、栄養士のうちのごく一部です(笑)
委託給食会社では、大量調理を行っている事業所も多く、基本的な調理業務である食材の取り扱いや包丁の使い方から、業務用の大きな調理機器の取り扱いまで働いていくうちにガッチリと覚える事ができますし、食事提供までの一連の流れをしっかりと学ぶ事が出来ます。
厨房での調理業務ができる栄養士と、できない栄養士とでは、調理師・調理員からの信頼度の高さも全然異なりますよ。
栄養士・管理栄養士として仕事をこなしていくには調理業務ができるほうが圧倒的に有利です!
委託給食会社で働くメリット・その③【資格取得のバックアップ制度】
栄養士から管理栄養士を目指す場合や、調理員から調理師を目指す場合など、資格取得を目指す人への情報提供・勉強会のバックアップ体制が整っている会社が多いです。
また、栄養士の場合、管理栄養士資格を取ると手当がつく場合や、若くても責任者や管理者の仕事を任せてもらえるようになったりもします。
資格取得のバックアップ制度を上手く利用し、委託給食会社で働きながら、管理栄養士資格を取得したのち直営の病院や施設に転職したりしても良いと思いますよ^^
委託給食会社で働くメリット・その④【栄養士のつながりが広がる】
委託給食会社は事業所がたくさんあるので在籍している栄養士もとにかく多いです。
会社の会議などで近隣エリアの栄養士が集まる機会なども多く、それを機に先輩栄養士や同期の栄養士とのネットワークが広がります。
栄養士の仕事で悩んでいることをお互い相談しあったり、色んな情報を共有したりすることができるので、新人の頃なんかは特に心強いです。
仕事をしていると、壁にぶち当たったり、やっぱり嫌だなと思うことも出てくるので、悩んでいる時にその悩みを分かり合える仲間の存在はとても大きいと感じます^^
まとめ
委託給食会社の栄養士として働くなら、
「採用されやすい」
「調理スキルが身につく」
「資格取得のバックアップをしてくれる」
「栄養士同士のつながりが広がる」
このようなメリットがあります!
委託給食会社の栄養士として実際に働いてみて思ったことなので、委託給食会社で働く事は選択肢として未だに全然アリだなと思っています。
世間で言われているネガティブなイメージが当てはまらない魅力的な会社も数多くありますので、こういったメリットも踏まえて職場を探してみるのも良いと思います^^
最後までご覧頂きありがとうございました♪
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