仕事をする上で給料ってとても重要ですよね。
栄養士として働いていた頃、上位資格である管理栄養士になったら給料はいくらになるんだろう?と栄養士と管理栄養士の給料の違いについて気になったことがあります。
給料のことって、すごく気になるけれど、なかなか人には聞けないものだったりしますよね。
そこで、この記事では、栄養士と管理栄養士の給料の違いについて、栄養士の視点から具体的に解説していきたいと思います。
栄養士と管理栄養士の給料(年収)の違いは?
栄養士:基本給(初任給)約16万円~20万円ほど
管理栄養士:基本給(初任給)約19万円~23万円ほど
(※地域・勤務形態によって賃金は大きく異なります。関東圏は賃金が高く、関東圏から離れるほど賃金が低くなっています。)
求人情報などを見る限り、栄養士と管理栄養士の給料とでは基本給で3~5万円ほどの違いがあったりします。
また、管理栄養士資格を保持していると、資格手当として5,000~20,000円がもらえるところもあります。職場によっては、栄養士も資格手当として数千円つく場合があります。
栄養士の平均年収:約250~300万円
管理栄養士の平均年収:約350~400万円
栄養士に比べると上位資格である管理栄養士のほうが断然年収は高くなります。
栄養士と管理栄養士の給料(年収)の違いをアンケートを取って比較してみました!
栄養士や管理栄養士の全体的な平均年収や給料の違いは上記に書いたとおりなのですが、個人的に、もっと具体的に栄養士と管理栄養士の給料の違いを知りたくなったので、独自にアンケートを取ってまとめてみました!
<アンケート回答者>
栄養士 16名(女性13名・男性3名)
管理栄養士 40名(女性33名・男性7名)
<アンケート内容>
職種(栄養士 or 管理栄養士)・年齢・性別・年収
結果を見ると、それぞれ世間一般で言われている平均年収どおりになるような分布状況だなという印象です。
栄養士と管理栄養士の給料の違いという観点で比較すると、栄養士の最も割合の多い年収ゾーンが「300万円未満」であるのに対し、管理栄養士は「300万円以上350万円未満」でした。
また、年代別に栄養士と管理栄養士を比較してみると、20代の栄養士では「350万円以上400万円未満」が該当者なしであることに対し、20代の管理栄養士では「350万円以上400万円未満」「400万円以上450万円未満」ともに該当者ありでした。
回答者の中にはこんな人も・・・
栄養士は年齢とともに年収も緩やかーに上がっていく感じですが、管理栄養士だと若くても世の中の平均年収以上を稼いでる人がいるということですね!
素晴らしいです^^
栄養士として給料アップを目指すなら
栄養士として給料アップを目指すなら、自身のスキルアップをはかり、より給料の高い職場を探して転職するのが良いと言えます。
栄養士であれば、まず、上位資格である管理栄養士の資格取得をすることが王道ですね!
管理栄養士の資格を取得することで就職できる職場の幅が一気に広がります。
そうなると、栄養士よりも基本給が高くなり、大幅な年収アップも期待できます。
また、公務員である行政栄養士の場合、初任給は民間の職場と同等ですが、定額昇給により、勤続年数が長くなればなるほど、栄養士としてはかなりの高収入を見込めます。
求人数が少なく競争倍率が高くなる為、行政栄養士への道は狭き門となりますが、採用試験には是非とも積極的に挑戦したいところですね!
まとめ
「栄養士」と「管理栄養士」は、名前は似ていても給料には大きく違いがあります。
また、持っている資格は同じでも、職場によって手当が異なったりして、結果的に年収に大きく差がついてしまう場合もあります。
同じ職業なのに、どうしてこんなに差があるの?とならないよう、就職前・転職前に栄養士と管理栄養士の給料の違いについて知っておくのが良いかもしれませんね^^
最後までご覧頂きありがとうございました♪
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