春の訪れを感じさせてくれる代表的な花、「桜」。
桜の咲く時期には花見を楽しむ人たちも多く、桜の周りはとってもにぎやかになります。
桜って実は種類がとっても多くて、交配したものも合わせると300種類を超えるのだとか。
そんな春を感じさせてくれる桜にも、種類によって花言葉があります。
桜の花言葉の意味はどんなものがあるのか、知りたいですよね。
怖くて悲しい花言葉が、桜には隠されているようなんです。
そこで今回は、桜の花言葉の意味や、桜の花言葉に隠された怖くて悲しい意味についてもご紹介していきます。
桜の花言葉の意味を種類別に紹介
So happy that spring has come!#桜 #sakura #Japan pic.twitter.com/3JfVFsTzjr
— りな/Lina👘 (@linasjournal) March 13, 2022
桜の花言葉には、どんな意味があるのでしょうか?
桜の花言葉の意味
桜の花言葉の意味は、「精神の美」「優美な女性」。
桜自体には、美を表す花言葉の意味があるようですね。
桜の花を見てもわかるように、女性の繊細な美しさを表しているようにも見えます。
桜の花言葉の意味を種類別に紹介
桜そのものには、「精神の美」や「優美な女性」という花言葉があります。
それだけでなく、桜には種類によっても花言葉の意味を持っています。
桜の花言葉の意味を、種類別にご紹介していきますね。
ソメイヨシノ(染井吉野)
日本を代表する桜の品種として有名なのが、ソメイヨシノ。
ソメイヨシノの花言葉の意味は、「純潔」「優れた美人」です。
ソメイヨシノは、吉野桜を染井村の人たちが育てたことからソメイヨシノと命名されたのだとか。
桜といえばソメイヨシノをイメージするのは、日本で一番多く植えられている品種だからなんですね。
花言葉も、とっても清楚な印象を受けます。
ヤエザクラ(八重桜)
ヤエザクラの花言葉の意味は、「しとやか」「豊かな教養」です。
ヤエザクラは日本では早く、沖縄で1月頃に見頃を迎える桜の品種。
花びらの数が多く、花が大きくてとても見ごたえのある桜です。
ふわっとした花の印象から、しとやかという花言葉ができたのかもしれませんね。
ヤマザクラ(山桜)
ヤマザクラの花言葉の意味は、「あなたに微笑む」「美麗」です。
野山に咲く桜を、一般的にヤマザクラと呼んでいるそう。
自然豊かな野山のイメージから、高貴な花言葉が付けられていますね。
フユザクラ(冬桜)
フユザクラの花言葉の意味は、「冷静」です。
冬桜という名前がついているだけあって、フユザクラの開花時期は11月から12月。
春ももちろん咲きますが、冬にも開花時期がある桜なんです。
桜では珍しい冬咲きの桜というところから、冷静というイメージが付いたのでしょう。
カワヅザクラ(河津桜)
カワヅザクラの花言葉の意味は、「想いを託します」です。
カワヅザクラは、オオシマザクラとカンヒザクラが自然交配して生まれた桜。
カンヒザクラの早咲きの特徴をカワヅザクラも持っていて、2月から3月に見頃を迎える桜です。
濃いピンク色がとっても鮮やかなカワヅザクラには、想いを託すというステキな花言葉の意味があるんですね。
シダレザクラ(枝垂れ桜)
カワヅザクラの花言葉の意味は、「ごまかし」です。
シダレザクラは、柳の木のように枝が垂れているのが特徴。
桜が枝いっぱいに咲いて、とってもきれいですよね。
枝垂れているところが恥ずかしいイメージがあるのか、花言葉はごまかしなんですね。
カンザクラ(寒桜)
カンザクラの花言葉の意味は、「気まぐれ」です。
カンザクラもカワヅザクラと同じく、早咲きの桜の品種。
春の訪れを待ちきれずに咲くことから、気まぐれなんて花言葉が付いたのかもしれませんね。
桜の花言葉に隠された「怖い」「悲しい」意味とは
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— ぎっちょ(GICCHO)📷@2022年のテーマは抜け感 (@AsGiccho) March 11, 2022
桜の花言葉を種類別にご紹介してきましたが、桜の花言葉には「怖い」「悲しい」意味が隠されているとのこと。
いったい、どういうことなのでしょうか?
桜の花言葉に隠された「怖い」「悲しい」意味とは
桜の花言葉の意味は、「精神の美」や「優美な女性」。
「怖い」とか「悲しい」といった意味合いは、見つけることができません。
でも桜の花言葉は、フランスではちょっと違うんです。
フランスで桜の花言葉は、「私を忘れないで」。
日本での桜の花言葉の意味と比べると、だいぶ違いますよね。
この「忘れないで」という表現が、怖いとか悲しいといわれているようです。
別れる相手に対して、「私を忘れないで」と言うイメージがあるからなんでしょうね。
開花した桜の花びらが散っていく姿が儚いことから、別れ際の寂しいイメージを与えているようです。
「怖い」「悲しい」の本当の意味とは
フランスで「私を忘れないで」という花言葉のある桜ですが、本当は怖くて悲しいものではないようです。
別れを大切な思い出として心の中にとどめつつ、未来に向かって歩んでいくという前向きな意味を持っているんだとか。
決して桜の花言葉は、怖くて悲しいものではないんですね。
まとめ
桜の花言葉の意味や、桜の花言葉に隠された怖くて悲しい意味についてもご紹介してきました。
桜には種類がたくさんあるのでここで紹介したのは代表的な桜の花言葉ですが、桜の種類によってもいろんな花言葉を持っていることがわかりましたね。
日本では美しい女性を意味する花言葉がある桜ですが、フランスではちょっと怖く悲しいイメージを持つ花言葉でした。
でも実際はポジティブな花言葉ということなので、桜は決して怖くも悲しくもない、儚くそれでいて美しいものなんですよ。
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