小学生になるときに、誰もが購入するランドセル。
昔はランドセル自体が重くて、それに教科書とかを入れるとかなりの負担になっていました。
現在ランドセルの軽量化は進んでいるものの、タブレット学習が取り入れられて持ち帰る荷物は小学生にとってかなりの負担になっています。
そんな小学生の悩みに応えるべく、開発されたのが「さんぽセル」。
なんでも、体感が9割も軽くなるんだとか。
さんぽセルを開発したのは、現役の小学生たち。
重たいランドセルから解放されるさんぽセル、小学生たちには大人気。
その一方で、批判殺到という情報も。
さんぽセルに批判で炎上している理由が気になるところ。
そこで今回は、さんぽセルに批判殺到で炎上の理由はなぜなのか、批判の意見やSNSの反応についてご紹介していきます。
さんぽセルに批判殺到で炎上の理由はなぜ?
ランドセルを体感で90%軽くする「さんぽセル」 寄付先の校長などを募集 https://t.co/jGvBM0vSNU pic.twitter.com/bbUpadxzSr
— YOHEI@個人事務所「スタジオ・ラリー」代表 (@Kohei20c) June 13, 2022
現役の小学生たちの発想を元に、開発されたさんぽセル。
そのさんぽセルに対して、批判が殺到しているのだとか。
さんぽセルに批判が殺到しているのはなぜなのか、その理由を調べてみました。
さんぽセルに批判殺到で炎上の理由はなぜ?
さんぽセルの考案者は、栃木県に住む現役の小学生たち。
小学生のアイデアをもとに、医学生と自動車の安全部品などを制作しているアオキシンテックという企業が協力して商品化したものです。
2022年4月19日に販売開始となったさんぽセルは、予約台数3000台を突破。
現在は、納品までに約4か月待ちという大人気商品となっています。
そんなさんぽセルに、1000件を超える批判が殺到しているのだとか。
その理由は、「ランドセルの目的を見失っている」というもの。
ランドセルは、背中に背負うことで両手の妨げになりません。
やや重たく厚みがあるのも、転倒時の安全面を考慮されて設計されています。
昔から定番のランドセルですが、そのランドセルを手で引くことに対する批判がかなりあるようですね。
他にも、さんぽセルへの安全性の不安を抱える批判も。
1000件を超える批判がありながらも、予約注文が後を絶たないさんぽセル。
小学生たちの間では、「さんぽセル事件」という一大ブームとなっているようです。
さんぽセルへの想い
そもそも、さんぽセルはどうして開発されたのでしょうか?
ランドセルは昔からあるものだし、いまさらさんぽセルがなぜ爆発的人気となったのか気になっている人もいるはず。
というのも、昔からランドセルは重いものでした。
ただでさえ重たいランドセルに、教科書やノート、辞書など全て毎日持ち帰りしていたんです。
その重さは、約5kg。
小学生にとって、かなりの負担ですよね。
その重たい荷物をしょって、毎日歩いて登下校するわけですから大変です。
最近ではランドセルの軽量化や、辞書などは学校においておけるシステムを導入している学校も増えてきています。
一方で教育のデジタル化が進み、タブレット学習も導入されてきました。
そのため、タブレットの持ち帰りでランドセルが重たくなっているようなんです。
さらに現在の小学生の運動量が少なくなっていることから、筋力も昔と比べて落ちているのも事実。
なんと、小学生の3割が腰痛や肩こりに悩まされているのだとか。
「ランドセル症候群」と呼ばれるこの事態を解決するべく、さんぽセルの開発に至ったということなんですね。
さんぽセルへの批判は大半が大人
さんぽセルを開発した小学生さんの
キレッキレの反論ドチャクソすき pic.twitter.com/2PPvMIsrw6— 肩幅べびー@紅楼夢 (@artnlc2250) June 7, 2022
さんぽセルへの1000件を超える批判ですが、その大半は大人。
大人はみんな、昔重たいランドセルを背負って学校に通っていました。
それが当たり前だと思っているから、さんぽセルに対する批判が相次いでいるんです。
「両手を空けて危険がないようにするために作られたランドセルの意味がない」
「坂道でさんぽセルを持ち歩くのは不憫」
「思わぬ危険が生じたときに対応できないのではないか」
などなど…
大人目線での批判が殺到しています。
そんな批判に対して、
「危険な時はさんぽセルを離せばいいだけのこと」
「坂道はランドセルは背負えばいい」
「大人都合での発言」
など、子供たちからの反論も返ってきています。
実際にさんぽセルを使う子供の目線になって、大人も発言してほしいと子供たちは考えているようですね。
さんぽセル事件にSNSの反応は?
大人の批判が殺到したさんぽセル。
さんぽセル事件とまで呼ばれるようになりましたが、そのさんぽセル事件にSNSの反応はどうなのでしょうか?
【「さんぽセル事件」の私の考え】
この事件に批判する多くの人が大人だろう。子供の頃重い荷物をランドセルに入れて登下校するのが当たり前だった。その苦労を味わってほしいと嫉妬して批判する人が多いのだろう。今の若者、子供は楽へ楽へと進み、成長しないような気がする。 #さんぽセル— カエサル (@Caesall_Note) June 13, 2022
「さんぽセル」事件。メディアが持ち上げるもんだから、子供が調子に乗っている感じで見ていて気分が悪い。
通学を楽にしたいというアイディア自体は否定しないが、事故の危険性を考えたら手放しで褒められるものではない。byキャリーバッグで足を轢かれた経験を持つ者
— ナオ@KSDD👓 💉💉💉 (@nao_sun_kat) June 13, 2022
さんぽセル事件の概要みたいなのがあって見たけど、マジでランドセルの重さを体験した方がいい。なんも反論できん。
— おおつかない (@OoTsUQue) June 7, 2022
最近の「さんぽセル事件」…
アレって、要は「ランドセルに物詰め込んでくっそ重たいからキャリーケースっぽくさせる外装」らしいんですが…
そもそも、ランドセルに分厚い教科書を入れるからそうなるのであって、教科書をデータ化するなりして、タブレットに全部ぶっ込めばいいだけでは…?🤔
— RIKA@Skeb募集してますー!!!! (@yuukazomi) June 13, 2022
さんぽセル事件燃えてるけど批判してる方々「自分が苦労したんだから他人にも同じ苦労をさせたい」だけだよね。ランドセル文化否定したい訳じゃなくて、背負うのはいいけど、あの無意味に毎日持ち帰る教科書いらないよ。
— Suzu_ride (@ride_suzu) June 7, 2022
さんぽセル事件で
汚い気持ち悪い大人たちに
批判をされても、しっかりと
反論をする小学生たちが
眩しすぎる。自分が小学生の
ときなら、あんなこと言われ
たら泣いちゃって諦めていた
に違いない。— ただ今、ネスしてます (@mamimaki3) June 8, 2022
最近の若い人はシッカリしてる
この小学生の悲劇「さんぽセル事件」を考えていくと
日本が進歩できない理由ってこういうことなんじゃないかって思う。 https://t.co/o9HzlwuYNT— おみそ (@_Omiso_) June 8, 2022
さんぽセルに対する批判もありますが、それを考案した小学生に称賛の声も。
時代とともにいろんなものが変化してきているわけなので、このようなアイデアが採用されるのもいろんな可能性を見出すために必要なのではないかという気もしますね。
まとめ
さんぽセルに批判殺到で炎上の理由はなぜなのか、批判の意見やSNSの反応についてご紹介してきました。
さんぽセルに批判が殺到している理由については、ランドセルの機能を理解していないという大人の意見が多数を占めています。
さんぽセル事件とまで呼ばれているこの騒動ですが、それでも予約購入は後を絶ちません。
それだけ、さんぽセルに注目が集まっているということでしょう。
今後の売れ行きが、気になるところですね。
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